引っ越しの鍵返却と明け渡しのタイミングはいつ?
退居する時、いつ鍵を返せばいいの?
引っ越す際に、前の部屋を退居する時に鍵の返却をしないといけないですよね。
- 鍵の返却ってどのタイミングが正しいの?
- 明け渡しのタイミングは?
という疑問も出てくるかと思うので解説していきます。
鍵返却は明け渡しの日
基本的に鍵を返却するのは明け渡しの日です。
引っ越し作業が終わったあと、部屋が空の状態で管理会社や大家さん立ち合いの元、部屋の明け渡しを行います。
その際に鍵の返却も行うので、鍵を忘れないようにしましょう。
合鍵を貰っている場合は合鍵も返却する必要があります。
明け渡しは契約期間内
部屋の明け渡しは契約期間内に行うのが必須です。
例えば8月15日までの契約であれば、8月15日までに明け渡しをします。
逆に早い分にはOK。
契約期間の2週間前などでも明け渡しは行うことが可能です。
しかし、明け渡し後は鍵を返却するのでもう部屋には入れません。
もしギリギリまで、前の部屋を使う可能性がある場合は、できるだけ契約期間終了間際に行うといいです。
明け渡しの注意ポイント
明け渡しまでに行っておくべき注意ポイントがあります。
明け渡しはあなたが部屋を綺麗に使ったかどうかを見るために行うものです。
もっと言えば大家さんの粗探しでもあります。
大家さんが見て突っ込みどころのないような部屋にしておくためのポイントを紹介していきます。
1.部屋は綺麗にしておこう
まず荷物を残さないようにしましょう。
必要なものは新しい家に、要らないものは処分します。
そして、部屋は入居した時のようにできるだけ綺麗にしておきましょう。
特に敷金が返ってきてほしい人は必ず掃除してください。
部屋が綺麗であれば、ハウスクリーニング代を敷金から引かれない可能性があります。
「どうせハウスクリーニング代を引かれるし」
と諦めずに綺麗に掃除しましょう。
お世話になった部屋に感謝の気持ちとして綺麗にするのも大事ですよね。
敷金返還については「【判例あり】引っ越しの時、敷金は戻ってくるのか?」に詳しく書いてあるのでご参考ください。
2.明け渡しの日程を決める
大家さんや管理会社と明け渡しの日程を事前に決めておきましょう。
急に「明日明け渡ししたいです」と言っても出来ない場合があるので、事前に予約する必要があります。
3.修繕が必要な場合はまず自分でやっておこう
壁がはがれていたり、頑張れば取れる汚れなどは、できるだけ自分で修繕しておきましょう。
自分で接着剤でつけるだけで修繕費を敷金から引かれない場合があります。
ですので、自分で出来る範囲の修繕は自分でやっておきましょう。
明け渡しと鍵返却のまとめ
今までお世話になった部屋なので、出来るだけ綺麗にして大家さんに返すことを心掛けましょう!
そうすれば、敷金も多く返ってくる可能性があります。
あとは鍵をなくさないようにしましょう。
特に使わない合鍵はなくしやすいので要注意です。
鍵を紛失すると鍵交換代として数万円かかってしまうので気を付けましょう。
鍵交換費用については「【判例あり】鍵交換の費用を負担するのは貸主か借主か?」をご参考ください。